TOSHIYANの山物語

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■ 石狩岳 1,966m    3人
                            
    コース/ 21ノ沢出合御殿登山口 〜 シュナイダーコース 〜 石狩分岐 〜 石狩岳 〜 最高点 〜 分岐
          シュナイダーコース 〜 登山口 


2020年9月20日/晴れ後曇り、時々小雨
  前日、札幌から3人、車にて登山口に向かう。途中、昼食、買出しを含めて6時間ほどの長旅。
  旭川、層雲峡経由国道273号を糠平に向かい、「石狩岳登山口」の標識を目印に右折、林道に
 入って14km進み、音更川21ノ沢出合「御殿大橋」の麓が登山口だ。
 
  石狩岳への最短ルートはシュナイダーコース。ここがその登山道の起点だ。
  なお、シュナイダーという名前の由来は不明。
、 ここにテント泊。いつものスキ焼鍋を囲んでビールで乾杯。夜空の星が綺麗だ。

     
   
  早朝、天候は無風で晴れ亘る。5時46分登山口を出発。
  しばらくは沢沿いに平坦な樹林帯を行く。45分程で渡渉地点。難なく渡っていくと10分ほどで、
 いよいよシュナイダーコースの尾根下に取付く。ここから山頂まで3kmの標識。
  早くも急傾斜の登山道となり、ジグを切りながら登って行く。
  しばらく高度を稼いで行くと、別な細尾根の末端に取付く。ここからはしばらく平坦な痩せ尾根を
 アップダウンを繰り返し登っていく。
  標高1250m辺りまで高度を上げると、左手に石狩岳やニペノ耳、小石狩岳の山並みが望まれる。
  反対の右手には音更山も見てとれる。だがこのあたりから少し曇空となってきた。
  
  途中、かくれんぼ岩という看板。、この上にロープの張ってある大きな岩場を通過する。
  登山道は岩場交じりの急傾斜となる。所どころ木の枝に掴まり乍ら腕に頼っての苦しい登りが続く。
  ストックも邪魔なだけだ。
    
  疲労もピークに達してきた。足にはかなり乳酸が溜まってきたのが分かる。
  稜線が見えてきた。ようやく難所を突破したようだ。
  リーダーのN氏とS氏は15分ほど先行、分岐の先にて休憩しているのが見てとれる。
  9:13稜線上に到着。登山口から3時間半ほど要した。

      
                                                                        
      

      

  分岐下にて15分程休憩、石狩岳のピークを目指す。
  山頂に近づくにつれ気温は低下。展望もほとんどない。10:02石狩岳山頂到着。1966mの標識。
  分岐下から40分程の行程である。
  そこから300mほど先に最高点、地図上では1967mである。
  ニペノ耳へと続く稜線が眼下に見てとれる。振り返ると、石狩岳と音更山も望まれる。
  寒い。小雨がパラついてきたので早々に下山する。
  分岐下にて昼食を摂って、石狩岳を後にする。
 
      

      

       

  急勾配のシュナイダーコース、慎重の上にも慎重を期して下る。14:14登山口着。分岐から2時間26分の
 行程であった。
  帰路、「層雲峡黒岳の湯」にて山の汗を流し帰還する。

  (コースタイム) 
     21ノ沢出合登山口 0:28 渡渉点 0:15 シュナイダーコース入口尾根下 2:32 石狩分岐 
     0:42 石狩岳 0:11 最高点 0:30 石狩分岐 1:59 渡渉点 0:24 登山口

        総所要時間 8時間24分