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■ 常念岳 2,857m /大天井岳 2,922m       7人     
      コース/8月3日 穂高〜(車40分)〜一ノ沢
                一ノ沢登山口〜最終水場〜常念小屋〜常念岳〜常念小屋
            8月4日 常念小屋〜横通岳先のコル〜東天井岳〜大天荘〜大天井岳〜大下りの頭
                 〜燕山荘〜合戦小屋〜中房温泉〜(タクシー45分)〜穂高駅 


2002.8.3/晴のち曇
  前日夜のうちに、麓の穂高町に入り、温泉宿に前泊する。今回は仕事関係の山仲間7人で常念岳から北へ大天井岳を
 めざす。
   早朝、一ノ沢の登山口まで宿の車で送ってもらう。6:10 登山口発。しばらくの間、一ノ沢に沿って緩やかな樹林帯を行く。
 一ノ沢は明るくてとても気持ちがいい。標高1,900mあたりで高巻道となりジグを切りながら高度を稼いでいくと、やがて
 最終水場。冷たい水に一息つく。さらに急登が続く。10:22常念小屋。

  空模様は今ひとつだが、一瞬の晴れ間から槍が顔を出す。昼飯を食って常念岳へのゴロゴロした石ころ道に取り付く。
 小屋から1時間ちょっとで頂上着。
  あたりは雲に隠れて残念ながら展望が得られない。

 (コースタイム)
   一ノ沢登山口 3:12 最終水場 0:50 常念小屋 1:07 常念岳 1:12 常念小屋

       
  
2002.8.4/晴
  4:06 小屋を早立ちする。横通岳のあたりで夜明けとなるがご来光は望めない。ここから気持ちのよい稜線歩きが始まる。
  振り返ると昨日の常念岳が大きい。東大天井岳南肩から行く先に大天井岳が望める。なおも緩やかな稜線を辿っていくと
 大天荘。7:32大天井岳のピークに立つ。雲中で眺望なし。山荘から西に北アルプスの山並み、行く手に燕岳が望まれる。
  
  ここから一旦急坂を下り、コルのクサリ場を過ぎると、左手に北アルプスの山並みを眺めながらの贅沢な山歩きだ。
  途中、コマクサの群落。大下りの頭から大天井岳、槍ヶ岳を振り返る。ほどなく燕山荘に到着。燕岳は間近だが、下りの
 時間に余裕を持って合戦尾根を下山する(健脚の三人は登頂)。
  中房温泉にて山旅の汗を流し、帰路につく。

 (コースタイム)
   常念小屋 1:06 横通岳下コル 0:45 東天井岳南肩 0:40 大天荘 0:10 大天井岳 0:10
   大天荘 1:42 大下りの頭  0:34 燕山荘 3:15 中房温泉