山のトイレ |
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●トピックス 富士山をはじめ全国各地でバイオトイレの動きが広がっていますが、北海道でも今年、これまでトイレ 設備のなかった大雪山系の主要な登山口2ヶ所に(トムラウシと沼ノ原)、初めてバイオトイレが試験的に 設置されることになりました(北海道庁が予算措置)。 山のトイレ問題解決のため、新たな一歩として注目されます。 |
●山のトイレ問題とは? 私も含めて山に入る人は、誰でも一度や二度は「キジ撃ち」「花摘み」と称して山中でウンコをした経験が あると思います。 しかし、大勢の登山者が特定の場所(トイレのない幕営指定地など)で集中的に排泄するようになると (ウンコも積もれば山となる。)、環境のキャパシティ(自然の自浄分解能力)を越えて、自然環境に大きな ダメージを与え回復不能となります。 人が山に入れば、ウンコに限らず何らかの負荷を及ぼすことは避けられません。 問題の本質は、如何にして「登山という人間の選択的欲求と有限な自然環境との折り合いをつけるか」 ということに尽きると思います。 かくして、山のトイレ問題とは、人間の排泄物等を環境にやさしい方法で処理する(環境負荷の軽減)た めにはどうしたらよいか、ということになります。 さて、その最適解や如何に・・・。 ●北海道の山のトイレ事情 北海道では今、「山のトイレを考える会」という組織が核となって意識啓発など全道的な取り組みを展開 しています (フォーラムの開催、 携帯トイレの普及、 全道一斉の山のトイレデーの実施、 トイレマップの 作成など)。 山のトイレにまつわる様々な問題や北海道の実態について、ホームページで詳しく紹介されています。 アドレスはこちらから。 http://www.yamatoilet.jp/ なお、私見はこちらをご覧下さい。 → 山の環境問題 参考文献はこちらから。 → 山の本棚 「山でウンコをする方法 自然と上手につきあうために」 「山の社会学」 |