恵庭岳
    HOME|美唄山情報山の履歴山の雑記帳山の本棚山の環境問題掲示板リンク集Myプロフィール番外編(本州)
    東北北関東・上信越秩父・奥多摩・南関東南ア・駿河八ヶ岳・中央ア北アルプス


■ 芦別岳 1,726.1m        2人                       
         コース/ 新道登山口 〜(新道コース)〜 半面山 〜雲峰山 〜 芦別岳 〜 雲峰山 〜 半面山 〜 登山口 


2018年9月13日/晴
  芦別岳は40年ぶりだろうか。元気なうちにもう一度登りたかった。
  昔一緒に登っていた旧友に声をかけて、田浦氏と二人で登ることになった(菊地氏は生憎都合で断念)。

  札幌の自宅を4時に早立ち。山部のあたり車窓から眺めた真っ青の空に映える芦別岳はとても美しい。
  新道コースの登山口の真ん前にある駐車場にて旧友と待合わせ、久しぶりの再会を共に喜ぶ。
  新道から登るのは初めてである。

   

  早々に身支度を整え、6時半過ぎに菊地氏の見送りを受けて出発する。
  今年は長雨続きでコースの状況がやや心配であったが、ここのところの晴天で登山道もしっかり乾いて
 おり、この分だとコース上問題はなさそうだ。

  快晴。絶好のコンディション。
  樹林帯の中を、早くも急傾斜のきつい登りが待っていた。早朝のせいか気温は低め、1時間おきに休憩
 を取りながら順調に高度を稼いでいく。途中見晴台という場所があったが見通しは今イチ良くない。

     

  緩急混じった尾根道をなおも行くと、ほどなく標高1,110mの鶯谷と呼ばれる覚太郎コースの分岐に出る。
 この分岐を右折すると、旧道とユーフレ小屋へと下ることができる。
  ここから先、きつく細い尾根を辛抱強く登っていくと、時折、本谷の対岸に夫婦岩のXルンゼも右手に望ま
 れるようになる。やがて登山道はちょっとした広場に出る。標高1,377mの半面山の頂きだ。
  ここまで来るとようやく一息をつく感じである。この先、行く手には雲峰山とその左奥に芦別岳が徐々に
 顔を見せてくれる。

      
  
     

  半面山からは少し緩やかに下って、左に熊ノ沼のコルを過ぎ、大きな斜面をジグを切りながら登っていく
と標高1,520mの雲峰山の頂に出る。半面山から40分ほどである。
  ジグの途中振り返ると屏風岩も望まれる。

       

   雲峰山の頂は絶好のビューポイント。まず正面に芦別岳の雄姿が望まれる。ここから見る芦別岳は、
  北尾根からの展望とはまた一味違って決して鋭角的ではないが、大きくどっしりと構えている。
   本峰に続く北尾根と本谷、眼下に富良野市街、屏風岩もくっきりと見てとれる。
   
       

       

   雲峰山からは一旦コルに下りそこから最後の急登となる。途中白ペンキの矢印に従って右折し、その
  先の分岐を左に折れて本峰の南側の岩稜に取り付きピークに到達した。岩稜には幾筋もの道があり、
  多少迷ってしまい15分くらいロスしてしまった。
   ピーク着11:35。登山口から約5時間を要した。
   疲労感はあるものの登頂の達成感と喜びはひとしおである。

     

   北尾根と眼下の富良野盆地の展望に大満足。残念ながら南側の展望はガスって見られず。
   1時間ほどゆっくりと腹ごしらえして下山する。下山ルートはピーク直下北側の急斜面を下る。
   
   (コースタイム) 
     新道登山口  2:20  覚太郎コース分岐  0:42  半面山  0:40  雲峰山  0:45  芦別岳
     0:28  雲峰山  0:20  半面山  1:53  登山口
   
   (総歩程)  登り 4:59 / 下り 3:00
     
         HPに戻る。