■2026年5月26日/晴
今回の百名山は、昨年登る予定だった瑞牆山はじめ単独峰の恵那山、天城山と夫々距離の離れた三山を連続踏破
する計画である。エリアも山梨、長野、静岡の3県に跨る広大な山旅である。
相方はいつもの西山さん。
天気予報は直前まで刻々と変化しており、28日の恵那山は雨を覚悟した。
また、登山行程も計画どおりには行かず、後に記すように変更を余儀なくされた。
まずは、JR韮崎駅近くのBH、ララプラスというところに前泊。このホテルは名前は変わっているが昨年も宿泊した。
到着後早速、ホテル前の居酒屋にて、恒例の景気づけに一杯。

■2026年5月27日/晴
朝、駅前のトヨタレンタカー店にてレンタカーを調達、登山口の瑞牆山荘までは1時間弱で到着する。すでに10人ほどの
若い登山者がたむろしていた。
天気は晴。どうやら予報でも下山するまでは晴マーク。雨の心配はなさそうだ。
山荘前の登山口を9:33に出発。(瑞牆山荘の標高1,517m)
ジグを切りながら登高、登りはじめはいつもきつく感じる。今日は特にそうだ。昨日の酒のせいか。
ようやく展望の良い尾根に出てベンチで一休み。10:29富士見平小屋を通過する。

登山道はこの先急な下りとなる。登り返しが辛いな〜などと思いながら下ること30分、天鳥川源流、桃太郎岩に着く。
ここから、只管岩石帯の急な登りが続く。時々鎖場も現れ気が抜けない。
大ヤスリ岩、弘法岩黒森分岐を経て、12:46標高2,230mの瑞牆山山頂に到着する。登山口から3時間13分の行程である。
遥か遠くには富士山が望まれる。
20分程山頂の展望を楽しみ、13:08下山を開始する。

下りになっても、急な岩稜帯のため、なかなか時間短縮はできない。登りと同じ2時間を要し、ようやく富士見平小屋に着く。
時は既に15:07。
レンタカー返却予定16:00のコースタイムを大幅にオーバーする見込みだ。そこで決断!
レンタカーの返却及び韮崎IC〜上飯田IC間の高速バス利用(予約済)を急遽取り止め、このまま次の飯田市トヨタレンタ
カー店まで乗っていくことにした(このレンタカーは次のトヨタ店で乗捨て)。
早速、山中の富士見平にてスマホからバス会社等にキャンセル、変更の連絡を入れた。
そして、高速道で飯田市まで直行。飯田市BHには当初予定の19時にチェックインすることができた。ホテル近くの
居酒屋にて運転の西さんを労って一杯!
■2026年5月28日/曇りのち雨
この日の予報では、昼過ぎから雨とのこと。いよいよ雨具の出番だ。
登山も2日目でやや疲れ気味、雨中の山行になるので無理をしないで行こうと内心腹を決める。
まずは、飯田ICトヨタレンタカー店にてレンタカーを乗捨て、予約してあったレンタカーにて、広河原駐車場に向かう。
行き止まりの駐車場には先行車1台のみ。
林道ゲートから、平坦な林道歩きにて約30分、広河原ルート登山口に着き、標高1,253mの登山口を9:39に出発する。

本谷川にかかる簡易な橋を渡り、しばらく川を右手に見ながら急な登山道をジグザグに登っていく。
標高1,709mの4合目までが辛抱だ。11:09 四合目休憩所に到着。ここまでは順調だ。一息入れる。
ここからしばらくはやや平坦な道が続く。12時頃から雨が降りだし雨具を装着する。

登山道はやがて石ころがゴロゴロしている歩きづらい道となる。周りは木々に囲まれて展望は全くない。頂上は未だかと
少し疲れてきた頃、標高2,191mの恵那山山頂らしき所に13:22到着する。百名山の標識はない。木の櫓が建っている。裏手
には恵那神社の祠がある。さらに10分程先には無人の避難小屋が建っている。
山頂は木々に囲まれて展望は全くない。しかも雨。14:05山頂を起ち下山する。
16:24広河原ルート登山口着。雨は止んだ。16:54林道ゲートに到着する。
レンタカーを返却した後、有難いことにホテルまで無料で送って頂いた。
この日のホテルは連泊。前夜と同じ居酒屋にて、無事登頂の祝杯を挙げる。
■2026年5月29日/晴
移動日。
早朝7:04JR飯田駅を発ち、飯田線普通電車豊橋駅、東海道線普通電車熱海駅乗換え、伊豆急伊東線伊東駅15:30着と
久しぶりに鈍行列車の旅を堪能した。
伊東駅前で明日の早立ちのためレンタカーを借入れ、24時間営業のコインPに車を預け安宿に投宿する。
明日の山行の前祝いに祝杯を挙げる。天城山を甘く見たわけではないが、二軒はしご酒。
■2026年5月30日/快晴
時間に余裕をもって、4:15コインPを発ち、途中コンビニに立寄り、5:15登山口になっている天城縦走登山口の駐車場に着く。
標高1,043mの登山口を5::30出発する。
今日は、まずは万二郎岳から天城山最高峰の万三郎岳、そしてシャクナゲコースを下山、ぐるっと一周する前長8.6kmの
縦走コースである。
万二郎岳までは灌木帯の中緩斜面の登りが続く。6:41 標高1,295mの万二郎岳到着。左前方に最高峰万三郎岳が聳えて
いる。ふと足元には天城ツツジが花蓮なピンクの花を咲かせている。
さらに万三郎岳へと登っていく。それほど苦にもならず、ほどなく標高1,405mの最高峰万三郎岳8:12到着である。
残念ながらピークからの展望はない。
だが、近くにいた登山者が途中で撮ったという富士山の写真をスマホに転送してもらった。感謝!


万三郎岳からシャクナゲコースの下山は酷いコース。シャクナゲも終わっており、ただ只管急な石ころの道を下るだけ。
10:38登山口に到着する。
帰りには、伊東市内の日帰り温泉にて、山旅の汗を流し、一路JRにて成田空港を目指す。
ここで、最後にオチがつく。成田空港のLCC出発時間に遅れを取り翌日の便で帰る羽目になった。
なお、JRから「遅延証明書」が発行されてLCC便は無料、ホテル代自己負担に相成った次第。
かくして、色々なハプニングに遭遇したが、無事百名山三山の踏破を終えることができた。(了)
|