2003.5.3/快晴
前夜新宿発のムーンライト信州号にて早朝白馬に入る。ゴンドラとリフト2本を乗り継いであっという間に1,850mの
八方池山荘まで上がる。快晴。気温が高い。丸山の下まではほとんど夏道である。2,300mくらいでようやく残雪が
現れて雪山らしくなった。前方に唐松岳、左右に雄大な白馬三山、五竜、鹿島槍の山並みを見ながら高度を上げて
いく。
稜線に出ると、唐松岳はもう目の前だ。予定よりも早く11:14ピークに到着。
唐松山荘で昼飯を食って、五竜に向けて出発する。稜線の雪は吹き飛ばされてほとんどない。途中の岩場をやり
過ごし、2,300mくらいの最低コルまで急降下する。ここからまた雪混じりのガレ場の苦しい登りだ。
正面に五竜を見ながらしばらく我慢していく。14:08五竜山荘に到着。唐松山荘から約2時間である。予定では
五竜は翌日登ることにしていたが、まだ時間も早かったので五竜をピストンすることにした。五竜岳への核心部は
ピーク直下の20mくらいの雪壁。雪は腐っていてそう難しくはないが、慎重に通過してピークに立つ。
360度の大パノラマ。双耳峰の鹿島槍が美しい。
(コースタイム) 八方池山荘 1:48 丸山 0:46 稜線分岐 0:13 唐松岳 0:12 頂上山荘
0:43 最低コル 1:08 五竜山荘 1:00 五竜岳 0:37 五竜山荘 |