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■ 西穂高岳 2,909m     単独                       
    コース/ 3月29日 新宿〜(バス6時間 平湯温泉乗継ぎ)〜新穂高温泉〜(ロープウェイ15分)
                 〜西穂高口 ― 西穂高山荘
          3月30日 山荘 ― 西穂独標 ― ピラミッドピーク ― 西穂高岳 ― ピラミッドピーク ―
                 独標 ― 山荘 ― 西穂高口 〜 (ロープウェイ15分)〜新穂高温泉〜以下往路

2003.3.29/曇のち晴
  雪山での西穂高岳は三度目の挑戦だ。過去二回とも悪天に阻まれて途中で断念している。今回は
 どうやら天気は持ちそうだ。何としても登頂を果たすぞ!
  朝8時に高速バスで平湯温泉に直行、バスを乗り継いで新穂高温泉に14時に到着。ロープウェイで
 西穂高口に上がる。うす曇りの空模様。途中、登路から西穂の山並みが見えた。1時間のアルバイト
 で西穂山荘に到着する。夕方、向かいの霞沢岳が夕焼けに染まっていた。
  (コースタイム) 西穂高口 0:58 西穂山荘

 山荘への登路から西穂高への山並みを望む。山荘から霞沢岳を望む。山荘からの夕日。
2003.3.30/晴のち曇
  天気は上々、6:40山荘を出発する。丸山に上がると西穂高への稜線が見事に見渡せた。風も弱い。
 絶好の登頂日和だ。ところどころクラストしているが、アイゼンが利いて気持ちがよい。独標、ピラミッ
 ドピーク、いくつかのピークの向こうに西穂がちょこっと顔を覗かせている。順調に高度を稼 いでいく。
 だんだんと目標の山が大きくなってきた。ピラミッドピークがひときわ目を引く。1時間で独標に到着。

 丸山から西穂方面を望む。 丸山からそのズームアップ。独標に向かう大斜面。 大斜面を登り切ったあたりから。 独標のすぐ手前から。

  独標に立つと、行く手がスパッと切れ落ちピラミッドピークが眼前に立ちはだかっていた。その先に
 は西穂に続く小ピーク、ジャンダルムと奥穂から前穂への吊尾根が望める。振り返ると焼岳と乗鞍岳、
 西に笠ヶ岳が美しい。

 キレット越しに迫力のピラミッドピーク。 西穂へと続く小ピーク。奥にジャンダルム。 前穂への吊尾根。 独標からピミッドピークのズームアップ。 ジャクダルムのズームアップ。その右に小さく奥穂を望む。

 独標から焼岳と乗鞍岳を望む。 独標から笠ヶ岳を望む。 独標から霞沢岳を望む。 ひとり独標にて。 かわいらしい小鳥も歓迎(独標ピーク)。
      
  独標からピラミッドピークの間はいよいよ核心部だ。アイゼンを引っかけないように注意しながら、岩
 と雪が混じった稜線を慎重に進む。今回のルートで一番緊張したところだ。ピラミッドピークの手前は
 急な雪面をへばりつくように登っていく。独標から30分ほどでピラミッドピークに立つ。ホッと一息つく。
  岩稜の先にひときわ高い西穂のピークが望めた。

 ピラミッドピークから西穂を望む。そのズームアップ。 中央にジャンダルム。 小ピークから西穂高岳のピーク。 そのズームアップ。
  
  ピラミッドピークからは、いくつか小ピークを左に巻き気味に越えていく。そう難しいところはない。ピー
 クの直下は急斜面で、右の岩場を直登し、8:58勇躍ピークに立つ。ピークは狭い。一人ガッツポーズ。
 言い知れぬ征服感。素晴らしい大パノラマに目を奪われる。
  笠ヶ岳から槍ヶ岳への白い稜線。槍から涸沢岳、ジャンダルム、奥穂から前穂への吊尾根。遠く南ア
 ルプスと富士山。来し方に焼岳、乗鞍岳。30分ほど展望を楽しんで下山。
  ピーク直下の下りで左側の雪面を使ったが、上から見るとほとんど垂直でかなり怖かった。独標まで
 戻ってようやくホッとする。10:55山荘着。

 笠ヶ岳。笠から双六岳への稜線。北アルプス中央部。 西鎌尾根から槍ヶ岳。 槍ヶ岳。

 涸沢岳とジャンダルム。ジャンダルム、奥穂から前穂。 前穂から明神岳 南アルプス遠望。 焼岳と乗鞍岳。   

 西穂ピークから登路を見下ろす。西穂ピークにて。 槍ヶ岳をバックに。 笠ヶ岳をバックに。
   
    (コースタイム) 山荘 1:01 西穂独標 0:27 ピラミッドピーク 0:40 西穂高岳 0:28 
             ピラミッドピーク 0:17 独標 0:28 山荘 0:40 西穂高口                  
    

 2002年 3月 西穂高口から西穂独標 
 2002年11月 上高地から西穂山荘  
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