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 ■野塚岳   1,353m      4人     
         コース/ 野塚トンネル十勝口 ― 野塚岳 ― 国境稜線1,220m南コル ― (往路)


2007.5.4/曇りのち晴、夜半に雷雨
  連休後半は南日高のなかでもアプローチが容易な野塚岳。ついでにオムシャヌプリまで足を伸ばすことに
 して、余裕を持って二日行程の計画を組んだ。
  メンバーは常連3人に紅一点が加わり賑やかな4人パーティだ。浦河町に前泊し、早くも宴会モード。

  前日の予報では、二日とも晴マークのはずだった。
  早朝、天馬街道野塚トンネルを十勝側に抜けて、入口のPAが登山口。
  ポン三の沢川の右岸沿いに小1時間ほど歩くと沢が大きく開け、正面右に1,223Pを見ながら中央の尾根
 に取り付く。
  雪はかなり腐っているが、踏み後を忠実に辿りどんどん高度を稼いで行く。最後は右にトラバース気味に
 ほぼ最短コースで北尾根1,223の南コルに上がる。
  目の前にピークが聳える。150mほどの急斜面を登り切ると野塚岳頂上である。

   北尾根を目指し登路の尾根を行く。 北尾根1,223P南コルから野塚岳を望む。 野塚岳直下の登路から1,223P(手前)方面。 野塚岳への最後の急登。

  ピークからの眺望は文字どおり360度。南日高の鋭い稜線が手に取るように見渡せる。
  西隣に野塚西峰、そこから北西に伸びる稜線は大きなトヨニ岳、さらにはピリカヌプリへと続く。
  南には、オムシャヌプリの東西峰、十勝岳、楽古岳へと続いていく。
  暖かい春の陽気。しばし時を忘れピークからの眺めを楽しむ。いつまでもこうしていたい気分だ。

   野塚岳から西峰を望む。 西峰からトヨニ岳への稜線を望む。 トヨニ岳とその奥にピリカヌプリ。 トヨニ岳のアップ。 野塚岳からオムシャヌプリ、その向こうに十勝岳を望む。

   野塚岳ピークにて。 オムシャを背にして。

  今日のテント場はどのあたりにしようか。
  南の稜線に下る。雪が腐っており、所々膝まで抜かる。
  さすがに稜線上は風が強い。1,220mの小ピークを越えたあたりのコルでちょうど良い岩陰を見つけ、
テントを張る。

   野塚岳からオムシャへの稜線を行く。 南から見た野塚岳。 野塚岳の南稜線から西峰を望む。 1,232m手前コルのテント場。 ギョウジャニンニク入りジンギスカン。

  さぁ春山恒例のギョウジャニンニク入りジンギスカンで山上大宴会。雪で冷やしたビールで祝杯をあげる。
  この贅沢がたまらない。

   (コースタイム)  野塚トンネル十勝口 2:48 北尾根1,223m南コル 0:38 野塚岳
                            1:05 1,232m北コル(CP)

2007.5.5/雨のち曇り
  夜半に雷雨になり、断続的に朝まで続く。
  どうやら今日のオムシャは無理のようだ。9時頃まで停滞、雨が止むのを待って撤収、下山する。

   (コースタイム)  CP 1:10 野塚岳 2:00 野塚トンネル十勝口      

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