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 ■ 雨飾山  1,963m     2人                       
    コース/ 4月27日 南小谷駅〜(バス36分)〜小谷温泉〜(車5分)〜雨飾荘
          4月28日 雨飾荘〜(車14分)〜登山口 ― 荒菅沢 ― 笹平 ― 雨飾山 ― 笹平
                  ― 荒菅沢 ― 登山口 〜以下往路


2003.4.27/晴
  新宿から夜行日帰りという手もあったが、事前の情報では今年は雪が多いらしい。登路の状況もいまひとつ分か
 らなかったので、慎重を期して麓に前泊、時間的に余裕をもって登ることにした。
  夕刻、雨飾荘に到着。宿のご主人から今日登った人がいるとの情報を聞き、トレースも期待できると思って少し
 ホッとする。
  前日から風邪気味で体調がよくない。熱燗を飲んで早々に寝る。
 
  
2003.4.28/快晴
  5時に宿を発つ。歩き始めてすぐ後から車が・・。我々と同じ雨飾山に登るというご夫婦の車だ。ご親切に甘え、
 車に便乗させもらうことにした。ありがたい。登山口まで1時間の時間短縮である。(下山後も偶然一緒になり宿まで
 送っていただいた。ご親切に心から感謝!小長井さんありがとうございます。

  さて、登山口を5:24に出発。登山口から河原に降りて一つ目の小沢を過ぎたあたりから尾根に取り付く。
  はっきりとしたトレースがある。しばらく急登が続く。気温が高いので早くも雪が緩み始めている。ひと汗かいた頃
 に緩斜面となり、やがて荒菅沢に出会う。荒菅沢から見上げる岩峰はなかなかの迫力である。小雪崩らしき跡も
 ある。
  荒菅沢を渡るとようやくピークが望める。ここから大雪面を稜線に向かって快調に高度を稼いでいく。上部はところ
 どころ夏道も現れるが、稜線の直下で割れた雪の壁に行く手を阻まれた。雪壁の縁を右にトラバースしてさらに急
 な雪壁を登り、広々とした笹平に飛び出る。

  ピークは目の前だ。直下の急斜面を登って、8:24山頂に到着する。登山口からちょうど3時間。
  雄大な後立山連峰がまず目に飛び込んでくる。火打山、浅間山、高妻山。日本海も見える。360度の大パノラマが
 広がる。 誰もいない。
  我々二人でピークを独占する。 1時間ほど展望を楽しんで下山。雪はかなり腐ってきた。慎重に降りる。
 荒菅沢を渡ってようやく一安心。あとは雪の感触を楽しみながら登山口に戻る。
  
  (コースタイム) 登山口 0:12 尾根取付 0:45 荒菅沢上 0:53 笹平 0:14 雨飾山 1:08
            荒菅沢 0:33 登山口

  
        

      

     

      

      

   

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