HOME| 美唄山情報山の履歴山の雑記帳山の本棚山の環境問題掲示板リンク集Myプロフィール番外編(本州・九州)
  東北北関東・上信越秩父・奥多摩・南関東南ア・駿河八ヶ岳・中央ア北ア・北陸九州


■ 荒島岳  1,523m    2人     
         コース/3月23日 (前泊)勝原―勝原スキー場―荒島岳―勝原スキー場―勝原


2003.3.22/曇のち晴
  折角の遠征なので、天気の良い日を狙って登ることにした。いつもの牧さんと東京からJRで5時間
 半の長旅、越美北線勝原駅に夕刻到着する。
  さて、予約してた民宿はどこかとキョロキョロしていると、向こうからわざわざ民宿のお母さんが出迎えに
 来てくれたではないか。

  早々に感激。無事に民宿「林湊」にチェックイン。まずはお風呂をいただき、夕食と相成る。お母さんが
 自ら作っているという食材をたくさん使った心こもった食事が嬉しい。今日の泊まり客は我々の他に二人。
  愛知から来られた渓流釣りの常連さんである。自然に飲みニュケーションの様相となる。釣ったばかりの
 岩魚の刺身やら骨酒を頂戴する。何ともそのおいしさに感動。しばし、お母さんの人生観、子育て論、経営
 哲学を拝聴。「すべてに感謝の気持ちが大事」という。納得。

  翌日、下山後にまたお風呂を沸かしてくれた。感謝!感謝!素朴だが人情味豊かでホスピタリティ
 精神にあふれた民宿。まだ日本にもこんな素晴らしい民宿があったのだ。
  これで一泊二食5,500円とは信じられない安さ。超オススメの宿である。
  
       
2003.3.23/快晴
  5時半に朝飯を食べて、不要な荷物を宿に残し6時に宿を発つ。快晴。絶好のコンデションだ。
  登山口のスキー場に向かう。リフトに沿ってゲレンデを直登する。第一リフトの終点あたりから、残雪が
 現れる。雪が固いのでアイゼンを装着。なおも急なゲレンデを登っていくとリフトの終点だ。
  とても暖かく汗が噴き出す。雪の照り返しも強い。ここから樹林帯に入る。明瞭なトレースを辿って徐々に
 高度を稼いでいく。しばらく行くと平らなところにでる。もう前方に大きく稜線が迫っている。まだピークは
 見えない。少し左に巻いて行くとやがて小荒島岳に分ける稜線の分岐となる。シャクナゲ平だろうか。

  ここから雪の壁の急登となる。登り切ると前方に荒島岳のピーク。振り返ると白山。ピークはもうすぐだ。
 小さなコルから最後の斜面を登り9:23ピークに到着する。360度の大展望。とりわけ白山が美しい。
 荒島岳は白山の大展望台だ。しばらく展望を楽しんで下山。
  民宿のお風呂で汗を流し、スッキリしたところで隣の喫茶店で手打ちそばを賞味。なるほど美味い。
  娘さんの笑顔に疲れが吹き飛ぶ。感謝!

   (コースタイム) スキー場 3:03 荒島岳 1:18 スキー場

   雪の壁を越えたあたりから荒島岳を望む。   
 
  ピークから白山を望む。    

    

  トップページ