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 ■ 函岳  1129m     2人     
      コース/ 美深町豊清水 ― (車15分) ― 函岳林道入口 ― クトンベツ沢右股沢 ― 尾根上
             ― 934台地 ― 函岳 ― 尾根上 ― クトンベツ沢右股沢 ― 函岳林道入口 ―
              (車15分)― 国道40号     


2004.5.1/快晴
 連休の予報では、この二日間は最高の天気。一等三角点のある名山、函岳とピヤシリ山を日帰り連続で登ることに
した。昨年8月のカムエク以来の山行だ。留萌から前夜駆けつけた西山さんと旭川の自宅を早立ちする。最終人家
から487mを経てまっすぐの尾根ルートをスキーを使ってと思っていたが、取付地点に雪がなく、急遽ルートを変更し
クトンベツ沢に回る。適当な登山口を探すのに手間取ってしまったが、結局函岳林道に入って300m地点に車を置き、
8:15出発。
 ツボ足でクトンベツ沢の右股沢沿いに行く。雪は締まっていて快適だ。途中3〜4回渡渉を繰り返す。沢をぎりぎり
まで詰めて行き、小さな滝が見えた地点で右手の急なルンゼに取付く。
 標高差300mほどを登りきると尾根上。ちょうど門のような枯れ木が二本とポコ岩。少し行くと白樺の尾根が大きく
広がる。
      
  
 正面の函岳らしき岩塊を目標になおも広い尾根を行く。コースをやや右に取って934のピーク。ピークといっても
だだっ広い台地。一面の雪原と白樺の疎林。あまりの美しさにしばし見とれる。
 ここからさらに緩斜面の飛行場のような尾根を行く。吹かれたらと思うとぞっとする。しばらく振りなので筋肉が悲鳴
をあげている。正面の岩塊を越えてようやく電波塔が立つピークが見えてきた。
 12:45函岳頂上。登りの行程4時間半。誰もいない静かなピーク。バンザイ!
 
       

      
  
  ピークからは360度の大展望。地平線との境目がはっきりしないがオホーツク海もぼんやりと望める。ここから27Km
の近さだ。
 小一時間ピークでのんびりして13:40下山。934mをショートカットして、まっすぐ往路の尾根上を目指す。
 ルンゼも一気に下り、あとは沢沿いに林道を忠実に辿って16:15出発地点に戻る。
 この日は近くの天塩川温泉で汗を流し宿泊。大満足!

  (コースタイム) 函岳林道  1:15  ルンゼ下  1:10  尾根上  0:55  934m台地   1:00 函岳頂上
            1:08   尾根上 1:15 函岳林道    

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