■ 霧島連山 (高千穂峰 1,574m 韓国岳 1,700m 新燃岳 1,421m 中岳 1,332m)   4人     
         コース/3月8日 鹿児島空港〜(車 1時間)〜高千穂河原〜高千穂峰〜高千穂河原
                    〜(車 10分)〜新湯温泉(泊)
              3月9日 新湯温泉〜(車 15分)〜えびの高原登山口〜韓国岳〜獅子戸岳〜
                    新燃岳〜中岳〜高千穂河原〜(タクシー 20分)〜えびの高原〜
                    (車 50分)〜鹿児島空港 






2003.3.8/晴のち曇
  九州の山に足を踏み入れるのは初めて。ワクワク気分で東京から鈴木さんと空路鹿児島へ。空港にて長駆北九州
 市から車で来られた二人と合流する。初日は高千穂峰。登山口の高千穂河原に車で向かう。
  車窓から見ると山が白い。もしかしたら上は雪か。腹ごしらえして12:30登山口を出発。しばらくは石畳の緩やかな
 道が続くが、展望が開けたあたりから赤褐色の溶岩道のきつい登りが始まる。1時間でお鉢の 火口壁に到着。
  前方に高千穂峰が大きく聳えている。圧巻。
  火口を少し巻き、コルから急登して14:05ピークに到着。天の逆鉾も凍り付いていた。気温マイナス5℃。ぐるっと
 360度の展望。鹿児島湾に浮かぶ桜島もよく見える。しばらく眺望を楽しんで往路を下山。
  この日は、新燃岳の麓にある新湯温泉の一軒宿に泊まる。秘湯の趣たっぷりの温泉に大満足。

   (コースタイム) 高千穂河原 1:00 火口壁 0:30 高千穂峰

  
      

      
 

2003.3.9/快晴
  今日は霧島連山を北から南に昨日の高千穂河原まで縦走する。快晴。宿を早立ちし、車でえびの高原の登山口に
 向かう。意外に寒い。登山口から見上げると韓国岳全体が白く凍りついているようだ。6:55登山口発。しばらくは一面
 の樹氷のなか、高度を稼いでいく。この時期の九州でこんなに美しい樹氷に出会うとは驚きだ。なごり雪。
  樹林帯を抜けると冷たい風がまともに顔を打つ。慌ててヤッケを着込む。

      

  8:19韓国岳のピークに立つ。文字どおり360度の大展望だ。南に獅子戸、新燃岳へと続くなだらかな稜線、その先
 にはどっしりと高千穂峰が屹立。眼下には大浪池、遠くに鹿児島湾と桜島、うっすらと開聞岳も望むことができた。
  ここから一旦コルにに下り、獅子戸岳、新燃岳へとアップダウンを繰り返していく。
  新燃岳のピークは火口壁にある。
  巨大なクレーターのような火口に圧倒される。このあたりから見える韓国岳と高千穂峰は対照的だ。女性的な山容
 の韓国岳に対して、高千穂は雄々しい。中岳から最後の眺望を楽しんで12:35高千穂河原へと下る。
  えびの高原にて山旅の汗を流し帰路につく。大満足。

   (コースタイム) えびの高原登山口 1:24 韓国岳 1:20 獅子戸岳 0:45 新燃岳 0:20 
            中岳 0:55 高千穂河原

       

      

   
      

     
  
    

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